小牧市の調整区域にある更地を40年前に相続され、売主様が
ご高齢のため、物件売却の依頼がありました。
数年前まで駐車場として賃貸後、滞納により賃料が入らなくなった為、土地の管理を行うのと引換えに無償で貸してました。
その後、賃借人と連絡が取れない状況が続き、現在に至っております。
早速、弁護士にご相談し、「使用貸借終了による明渡通知書」を内容証明郵便で送り問題をクリアしました。 次に、入札後に高値を出した業者様から確定測量が買取条件になっていた為、測量を始めましたが、お隣のブロック塀が10cmほど越境しておりました。
経年劣化もあり造り変えるに事になりその費用は買主様がご負担されるまでは良かったのですが、お隣様に何度説明しても理解されず越境部分だけを分筆することになりました。
お隣様には、お約束いただいた近隣による立会いもすっぽかされ、電話も番号拒否される始末です。
助かったのは国土調査による境界杭があり、立会い省略が可能となり何とか分筆することができました。
買付証をいただいてから約一年間、買主様には長期に渡ってご迷惑をおかけしましたが無事売却が完了し、売主様もご売却価格に大変ご満足いただいております。
広告宣伝による一般エンドユーザー様からの反応の薄い場所でしたが、広範囲に買取業者様に営業を重ねた結果、契約に結び付いた事例です。