売却事例⑦(寮跡地)

上場企業のグループ会社様から東海市にある更地の売却依頼がありました。

元々社員寮として使用していましたが、古くなったので7年前に建物を解体し更地にしてありました。市街化調整区域ですが住宅街にある240坪の角地です。

 

問題点は、①東側一面にお隣の柵が本物件のコンクリート壁の上に所有者の承諾なしに設置されていること、②他の不動産会社との競争入札であること、③石積みの擁壁部分は開発をかける際に改修工事およびセットバックが必要なことなどがありました。

1つ目は、お隣様と協議を重ね、柵のご所有権を放棄していただきました。

2つ目は、以前にお取引のあった地元不動産会社の社長が、エンド価格に近い購入申込が入り、当社でご仲介させていただくことになりました。
多分、どの不動産会社より高値で、いやビックリする価格で買っていただけると思います。

“T社H社長、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。”

3つ目は、セットバックがあったので擁壁をなくして平坦にし、区割りの部分で新しく擁壁を新設することで解決しました。費用は、買主様のご負担で、、、

もう一つは、建物を解体した場合は、建物抹消登記を必ず忘れずに行いましょう‼
建物の固定資産税は土地と比べ物にならないほどお高く、抹消しなければずっと無駄なお金を払い続けることになります。

特に未登記建物は、要注意です。資産税課の方は家屋調査を行い、庭にガレージや物置を作っただけでも課税されることがありますが、解体して建物がなくなっていたとしても勝手に抹消されることはありません。役所で“未登記建物取壊し届出書”を提出してください。

ところで新東名には、最高速110km区間があるのですね。空いていて道幅も広く運転し易かったです。ただし、スピード違反より、通行帯違反に気を付けてください。

前方に車が居ないのに追い越し車線を走行していると即キップを切られますよ。

あと、運転中に突然「あさくま」の本店を見つけたのには感動しました。

不動産を高値で売却致します