売却事例⑬(事務所ビル&社員寮)

上場企業のグループ企業様から、地方にある7階建ての事務所ビルの売却依頼がありました。

1~2階が事務所、3~7階が社員寮になっており、築43年のRC造の空ビルです。

土地は380坪、延床1,900㎡で駅から徒歩9分の国道沿いの角地です。
耐震調査で耐震性は確保されているのですが、寒冷地においてボイラーの配管故障や、長年使用していないことから経年劣化により、建物解体を前提にその費用を差し引いた金額での売却となりました。

偶々、お隣の事業者様が、業容拡大の目的でご検討いただき、交渉の結果、無事に売却が決まりました。建物外装や内部のアスベストの検体調査を行い、その費用を解体見積りに加えた他、購入条件として、空渡しと確定測量がありました。

※古いビルなど、アスベストが建物や、特に建材に含まれている可能性がある為、事前に調査することをお勧めします。調査箇所は、解体業者様が疑わしき箇所を抽出してくれます。
さらに、基礎杭の撤去には莫大な費用を要しますから事前に購入者様と協議しましょう。

 非常に問題があったのが、室内の残置物の撤去でした。エレベーターは1基ありましたが、点検しておらず使えない状態でした。よって人力により、3~7階の各室の木製ベットや室内に残された一般ゴミ、リサイクルが必要な家電(冷蔵庫20台以上、テレビ10台、洗濯機8台)、事務所にあったノート型パソコン35台やOA本体(複数)とその周辺機器などを処分しました。

一般廃棄物と産業廃棄物では業者が異なる場合がありますので、できるだけ両方を取扱っている業者、そしてそれらの運搬許可を持っている業者を選ぶと楽です。

OA機器に関しては、別の専門業者に頼む必要がありますが、一台一台のロムを廃棄すると費用が嵩みますから、できるだけ自社で解体しロムにドリルで穴あけ後に、まとめて廃棄処分をする方が良いと思います。
より丁寧な方法として、製造メーカーに問合せし、処分を依頼する方法もあります。

残置物も奥が深く、一般廃棄物業者と産業廃棄物業者が取扱う物の区別がかなりの範囲で確認できました。そして両業者が持っていけない物(消火器、溶接用ボンベなど)もあり、其々の専門業者に頼み処分しました。

建物に備付けられた家具や設備に関しては、木製等であっても建物の一部とみなし建物解体時に処分できます。さらに事務机やロッカーなどの鉄製品も鉄クズとして処理できる為、残置物としました。

何とか引渡日までに間に合い、決済当日に買主様が立会いのもと全室確認し、無事に完了できましたこと、ご協力いただいた皆々様に感謝申し上げます。

現地のアポが朝早いと前泊することもあるのですが、費用節約の為に朝7時過ぎの羽田空港で、帰りは夜の11:00着と少しハードでしたが、一層の勉強になりました。

今回も真夏の作業を率先してお手伝いする中、熱中症には気を付けましたが汁ダク限界でした。最近、歳から神経痛を患いビタミン剤とコンドロイチンを服用しておりますが、整形の先生からは治ることはないと明言されております(+o+)ㇳㇹㇹ

 

不動産を高値で売却致します